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工房用キッチンリフォーム

製造用キッチンのリフォーム

~菓子製造業の許可取得のために~

こんにちは!
これから販売をスタートするにあたり製造業許可が必要なため、一昨日キッチンの改修をしました。自宅が元々二世帯住宅で、有難いことに普段使うキッチンと別にもう一つあるので、そこを製造所とすることに。私自身、同じような事例がないかよくネット検索していたので、どなたかの参考になれればと思います^^

許可を取得するための条件はいくつかあるのですが、住宅用キッチンと大きく違うところは2つ。
①シンク二層式(食材を洗う用・食器を洗う用)
②手洗い器が別途必要
あとは更衣室が必要だったり、他の部屋と製造所が床から天井まで隙間なく区画される必要があったりしますが、一般的な住宅で許可を取る場合は水回り問題がどうしても引っかかります。。

今回いくつかの施工屋さんにお見積りを頂きましたが、一度お世話になったことがあった水道屋さんに依頼することに。素人に対しても色々と教えてくれる親切な方で、なんと予算の半分以下で済みました!結局普通の施工屋さんにお願いすると、シンクや手洗い器も仕入れ値に上乗せされることもあったりで・・水道屋さんには、まずシンク・水栓のセットと手洗い器を自分で調達してほしいと言われました。ネットで探すと山ほど出てくるのですが、サイズさえ合えば全然安いものでOKとのこと。合わせて5万円程で用意できました。
『コロナ禍で色々大変だと思うから少しでもコスト削ってあげたいと思って~』とフランクに話してくれましたが、月に100件程回っているらしく、お忙しい中本当にありがたいです。

工事スタート

そんなに大きな工事ではないので2日間の予定だったのですが、当日水道屋さんから車が止まってしまったとの電話が。(笑) まさかすぎるタイミングで一瞬不安になりましたが、「一日で絶対終わらせるので!」と断言してくれ、翌日無事にスタートしました。

我が家のキッチンはシンクからコンロ台まで上が1枚で繋がっていたので、そこを無事に切り離せるかが一番難関(写真の黄色部分)それさえできれば取り付けるだけで簡単~とのことでした。

火を使わないお菓子 だけど・・

ロースイーツは加熱作業がないのでコンロも不要です。たまに湯煎作業はありますが、お湯はケトルでも沸かせるのでほぼ使いません。なので、シンクだけ切り離すのではなく、コンロからシンクまでのキッチン台をまるごと解体し、大きいシンクを設置する案もありました。結局切り離す作業の方が大変ですし、そもそも家が建ったのも20年以上前でキッチン自体古いし、他の施工屋さんも切り離すのはあまりやりたくなさそうでした。(笑) とはいえ、いざコンロをなくすのは、この先の色々な可能性を考えると不安。水道屋さんは最初から切り離すパターンで考えてくれていたので、助かりました。

作業がスタートしてから2時間で切り離し作業が完了!シンクの上に貼っているタイルもキレイに残していただき、とりあえず一安心。職人さんってやっぱりすごい!

その後シンクとその横に手洗い器を付けてもらい、夕方無事に終了しました。水もちゃんと流れてくれて感動です。

実は甘いものが大好きという職人さん、少しですがロースイーツ召し上がってもらいました。名刺もお渡ししたら、ご自分のお客さんに営業します!とありがたいお言葉。色々話している中で、結局お金よりお客さんとの繋がりが大切だと熱く仰ってました。ドキュメンタリーテレビ見ている錯覚。職人魂、尊敬します。

おけげさまで無事に来週の保健所検査を迎えられます。許可が下りたらまたブログでも報告します☆

最後まで読んでいただきありがとうございました☺

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